01メジャー4大会の概要

マスターズ(4月/オーガスタ)

毎年4月、米ジョージア州オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催。前年王者がグリーンジャケットを授与する伝統で知られ、メジャー4大会の中で最も格式高いとされます。1934年第1回。出場資格は厳格で、過去王者・選手権上位等90〜100名のみが招待される。2021年に松山英樹が日本人男子初の優勝を達成。

全米オープン(6月/USGA主催)

USGA(全米ゴルフ協会)主催の「世界一難しいメジャー」。ラフは20cm超に伸ばされ、フェアウェイは20ヤード前後に狭められ、グリーンスピードは13フィート超。オーバーパー優勝も珍しくない過酷さ。1895年第1回・通算120回超開催。毎年違うコースで開催される。

全英オープン(7月/R&A主催)

R&A(旧Royal and Ancient Golf Club)主催の世界最古のメジャー大会(1860年第1回)。スコットランド・イングランドのリンクスコースで開催され、海風と雨の中で低い球で攻める伝統的ゴルフ。セント・アンドリュース・ロイヤルバークデール・カーヌスティ等の名門が舞台。

全米プロ選手権(5月/PGA主催)

PGA of America主催の「プロのためのメジャー」。1916年創設で4大メジャーの中で最も歴史新しい部類だが、優勝賞金は4大会中最高クラス。2019年から5月開催に変更(以前は8月)。プレーヤーズチャンピオンシップに次ぐ「事実上の第5メジャー」とも。

02マスターズの特徴

毎年同じコース・オーガスタ・ナショナル

メジャー4大会のうち唯一毎年同じコースで開催される。1933年に伝説のゴルファーボビー・ジョーンズが設計に関わったコースで、コースのホールには花の名前(マグノリア・アザレア等)が付けられている。アーメンコーナー(11〜13番)が勝負の分かれ目。

グリーンジャケットの伝統

優勝者には会員のシンボルである「グリーンジャケット」が前年王者から授与される。1949年から続く伝統。優勝者は1年間のみ持ち帰り可能で、その後はクラブに保管されます。

日本人選手の歴史

初の日本人出場は1936年陳清水。2021年4月11日、松山英樹が通算-10で優勝・日本人男子初のメジャー制覇を達成。3日目に65をマークして単独首位に立ち、最終日73で2位ザラトリスを1打差で振り切った歴史的勝利。

03全米オープン

世界一過酷なセッティング

USGAの「ゴルフを最も難しい形で問う」哲学のもと、ラフ20cm超・FW20ヤード・グリーンスピード13フィート超の極限セッティング。優勝スコアがオーバーパーになる年も珍しくない(2018年シネコックヒルズ等)。

オーバーパー優勝の実例

2007年オークモントでアンヘル・カブレラが+5で優勝。2018年シネコックヒルズも+1優勝。「アンダーパーで上がれない」のが全米OPの過酷さの証。技術より精神力が問われる大会です。

毎年異なるコース

USGAが厳選するアメリカ各地の名門コース(オークモント・ペブルビーチ・シネコックヒルズ・ウィングドフット等)で開催。コースは1年がかりでセッティング調整され、選手にとっては毎年違う「初見ゴルフ場」での戦いです。

04全英オープン(The Open Championship)

リンクスコース・最古の伝統

1860年プレストウィックGCで第1回開催・現代スポーツ最古の競技会。スコットランド・イングランドの伝統的リンクスコースで、海風・雨・速い高麗のグリーンと戦う。現代ゴルフのルーツがここにあります。

低い球・パンチショット必須

強風下では低い弾道(ノックダウンショット)と転がしが鍵。「飛ばす」より「コントロール」優先。地形・風読み・忍耐が問われ、若手より中堅・ベテラン優勝が多い傾向。

セント・アンドリュース等の名門

5年に1度はセント・アンドリュースのオールドコースで開催される伝統。ロイヤル・バークデール、カーヌスティ、ロイヤル・トゥルーン等10コース前後をローテーション。2019年AIG全英女子オープンで渋野日向子が日本人女子42年ぶりのメジャー制覇を達成。

05全米プロ選手権(PGA Championship)

PGA of America主催

米国のクラブプロ協会PGA of Americaが主催。「プロのプロによるプロのためのメジャー」と称される。

2019年から5月開催に変更

近年5月に変更。

近年強い選手

ヤング・コリン・モリカワ等の活躍。

ぐーの感想:メジャー4大会は「マスターズ=伝統」「全米=難度」「全英=風雨」「全米プロ=技術」の特色。観戦すれば自分のゴルフも進化します。

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