01ティーショット:ティーマーク内から打つ

各ホールのスタートは「ティーイングエリア」から。2つの目印(ティーマーク)の後方2クラブ長の長方形エリア内にボールを置いて打ちます。
2019年の規則改訂で「ティーインググラウンド」から名称が変わりました(現場では「ティーグラウンド」とも呼ばれます)。古い解説記事や書籍では旧称のままの場合があります。

ティーマークの色と難易度

距離対象
白(レギュラー)標準一般男性
青(バックティー)長め上級者・コンペ
金 or 黒(チャンピオン)最長競技用
赤(レディース)短め女性・シニア

初心者は白ティー(レギュラーティー)から。組み合わせによっては「シニア・初心者は赤OK」のところもあります。

ティーアップの注意

02OB(コース外)の処置

OB(Out of Bounds)はコースの外側を意味し、白杭で囲まれているのが目印。
OBに入れた場合の正規ルールは「1打罰+元の場所から打ち直し」

状況処置打数の数え方
2打目でOB1打罰+元の場所から打ち直し4打目として打つ(2打目+罰1+1)
ティーショットでOB1打罰+ティーから打ち直し3打目として打つ

ローカルルール「特設ティー / 前進4打」

多くのゴルフ場では時短のため「特設ティーから4打目として打てる」ローカルルールあり。
戻って打ち直す手間がなく、後続組を待たせない。初心者ラウンドではこれが現実解

⚠ ただし公式競技では特設ティー不可で、きちんと戻って打ち直すのがルールです。会社の親睦コンペなどは幹事とコースの方針次第で、採用されることもあります。

03暫定球:OBかも?と思ったら

「あー、いまの今のショット、OBっぽい...」と思ったら「暫定球(ぜんていきゅう)」を打ちます。

暫定球の打ち方

  1. 同伴者に「暫定球を打ちます」と宣言
  2. 同じ場所からもう1球打つ
  3. 探して...
  4. 元のボールが見つかったら:暫定球は無効、元のボールでプレー続行(罰なし)
  5. OBや見つからない場合:暫定球で続行(罰打+1)

暫定球を打たずに探しに行ってOBだった場合、戻って打ち直さないといけないので、後続組に大迷惑。
「OBかも」と思ったら必ず暫定球が初心者のおすすめ。

04ペナルティエリア(池・川)

2019年のルール改正で「ハザード(池・川など)」は「ペナルティエリア」と統一されました。
赤杭・黄杭で囲まれているのが目印。

杭の色呼び方救済の選択肢
黄杭イエローペナルティエリア① 1打罰+元の場所 ② 1打罰+後方延長線上ドロップ
赤杭レッドペナルティエリア①② に加えて ③ 球が最後にエリアの縁を横切った地点から2クラブ以内ドロップ

初心者の現実的な選択:赤杭エリアで「球が最後にエリアの縁を横切った地点から2クラブ以内ドロップ+1打罰」がいちばん前進できて時短。

ドロップの方法

  1. ボールを膝の高さから真下に落とす(2019年から肩の高さじゃなく膝)
  2. 1回目で2クラブ範囲内に止まったらOK
  3. 2回連続で範囲外に転がったら、2回目のドロップで球が最初に地面に触れた場所にプレース(規則14.3c(2))

05バンカー内の3つのルール

バンカー(砂のハザード)には独自ルールがあります。

① 砂に触れてはいけない

打つ前にクラブのソール(底)が砂に触れたら2打罰

② 入っている時は構える前から砂に触れない

2019年改正で「無関係な場所の砂はOK」になりましたが、ボール周辺の砂は個人的には避けてる。気をつけて。

③ 救済も可能(2019年〜)

バンカーから「2打罰でバンカー外(後方)にドロップ」もOK。
砂が苦手な初心者は、無理せず2罰打払って外に出すのもアリな選択。

06無罰で救済されるケース

意外と知られていない、「打たなくていい・無罰でドロップできる」ケース。

状況救済備考
カート道路上のボール無罰・1クラブ範囲ドロップ道路を踏まなくていい場所へ
排水溝・スプリンクラー上無罰・1クラブ範囲ドロップ人工物の救済
カジュアルウォーター(水たまり)無罰・1クラブ範囲ドロップ雨後のぬかるみも対象
動物の掘った穴無罰・1クラブ範囲ドロップもぐら・うさぎ等
カート・他人のクラブにボールが当たった無罰・あるがまま続行2019年改正で罰なし
落ち葉・小石・折れて落ちた枝を取り除く無罰ルースインペディメント(規則15.1)。球が動いたら1罰打で元に戻す
木に生えている枝を折る・押さえる2罰打生育中の枝はルースインペディメントではない。スイング区域の改善(規則8.1)になる

「これって罰打?」と迷ったら同伴者やキャディさんに聞くのが一番早い。
自己流で適当に処理して、コンペで指摘されると気まずいので。

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