01暫定球とは
暫定球(プロビジョナルボール)とは、「OBかロストボールの可能性がある時」に予備として打つボール。元のボールが無事ならそれでプレー、ダメなら暫定球で続行、という二段構えです。同伴者を待たせないためのルールでもあります。
02宣言の正しい言い方
必須フレーズ
「暫定球を打ちます」または「プロビジョナルでお願いします」と同伴者・キャディに明確に伝えてから打ちます。これがないとルール上「暫定球」として認められません。
NG例
- 「もう1球打ちます」(暫定球宣言にならない)
- 無言で2球目を打つ(ペナルティ確定)
03OB時の処置パターン
① ストロークと距離の罰(基本ルール)
1打罰+元の位置から打ち直し。例:ティーショットOB → 3打目を同じティーから。最も基本的な処置で、競技ではこちら。
② 前進4打(ローカルルール)
多くのコースで採用される簡略ルール。OBラインの先または特設ティーから4打目として続行。時間短縮重視。
③ 2019年ルール改正の新ローカルルール(E-5)
OBや紛失球の地点と、その地点に対する最寄りのフェアウェイ縁から2クラブレングス以内で構成される救済エリアに2罰打でドロップするローカルルールが認められるようになりました。ただしコミッティが採用した場合のみ使え、競技ラウンドでは原則使えません。各コースで採用状況が異なります。
04ロストボールの3分ルール
2019年改正で5分→3分に
それまでの5分から短縮されました。「捜索開始から3分」で見つからなければ紛失球扱いで、暫定球または元の位置から打ち直し。
時間管理
ストップウォッチを出すまではしませんが、体感3分を意識。同伴者が「もう諦めよう」と言ってくれたら素直に従う。
05前進4打ローカルルール
仕組み
OBの場合、特設ティー or OBラインから一定距離の場所から4打目として打つ(ティーショットOBの場合)。ペナルティ込みで実質1打罰なので時短になる仕組み。
採用コースの確認
スコアカード・コース案内・スタート時の説明で確認。「特設ティー前進4打採用」などと記載されています。
競技では使えない
公式競技は基本ルール(ストロークと距離の罰)が原則。プライベートラウンドのみで使えます。
06同伴者を待たせないコツ
怪しい時は迷わず暫定球
「いや、見つかるかも…」と粘って結局ロストすると大きく時間をロス。怪しいと感じたら即「暫定球を打ちます」が最善。
2球分のティーを準備
暫定球の準備に時間がかかると遅延の原因。ティーは複数本ポケットに。
3分捜索→諦める
探しすぎは初心者がやりがち。体感3分過ぎたら撤収を意識すると、後ろの組にも優しい。
07よくある質問
Q1. 暫定球がOBラインに近かったら?
暫定球もOBの可能性がある場合、さらに2球目の暫定球(再暫定球)を打つことができます。
Q2. 元のボールが見つかったらスコアは?
元のボールでプレー継続。暫定球はカウントしない(打数にも含めない)。
Q3. 暫定球は何回まで打てる?
ルール上の上限はありませんが、1球の暫定で十分。何度も打つと時間ロスになります。
Q4. ボールが見つかったか分からない時は?
同伴者に確認。判別不能なら暫定球を採用するのが安全です。
★ まとめ:暫定球は「同伴者を待たせない」ためのルール。怪しいと思ったら即宣言、3分で捜索を切り上げる、これだけで初心者の「ルール違反で恥」を防げます。